┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ■キョートテンチョー・ムラータのオラ・ケ・ボラ!VOL.50 ♪ ■ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。  商売繁盛の祈願に、祇園のゑびす大社に行きました。さすがに すごい人で、もみくちゃになる人込みの頭上を賽銭箱めがけて  お金が飛び交い、横では巫女さんが舞い、高価な笹が次々と売  れていきます。ここだけは、不況という言葉があてはまらない  別世界のようでした。外国の人が見ると、きっと異様な光景な  んでしょうね。               ♪♪  さて、今回はもうひとつのコンパルサのカンパナを紹介しまし  ょう。今回のパートは小編成では省かれる場合もある補助的な  セカンドパートなんですが、このカンパナがあるとないとでは  サウンドの厚みがかなり変わります。それでは早速カナ譜例で  紹介しましょう。  「キ・ンンキン・コンンキ・ンキキン・コンン」  どこかで見たことがあるフレーズですよね。高低の音程差が異  なりますが、前々回ご紹介したクラベスとメインのカンパナに  よるアンサンブルの複合リズムと全く同じリズムです。従って  このセカンドパートを演奏するには、アンサンブルを正しく理  解することが必要となるので、もう一度前々回の内容をチェッ  クしてみてください。  実際にアンサンブルしてみるとわかるんですが、メインのカン  パナとリズムが重なる部分が数ヶ所ありますが、面白いことに  その全ての部分でメインが高ならセカンドは低、逆にメインが  低ならセカンドは高というように音程の高低が逆になっていま  す。音程差がついて共鳴するようになっているんですね。同じ  ぐらいの大きさのカウベルでも、音がぶつかることがないんで  す。良くできています。  さて、それでは今回もこのリズムをドラムセットへ応用してみ  ましょう。今回は「キ」をバスドラム、「コ」をスネアドラム、  そしてハイハットは8ビートで演奏してみてください。また前  回とは違ったラテンビートの完成です。簡単すぎるという方に  は、ハイハットをメインのカンパナのリズムでお試しください。  さらに、ハイハットをカウベルに換えて高低の音程差のついた  メインのカンパナのパターンにすれば完璧です。  キューバのPello El Afrokanが生みの親である“Mozambique”  モサンビーケ(※)というリズムがあり、近年ではドラムセット  で演奏されることもよくあります。これは実は、このコンパル  サのリズムが原形になっているんです。先ほどのパターンにも  う少しシンコペーションを効かせればモサンビーケになるんで  すよ。  Nos vemos! それでは、またお会いしましょう。 (※)英語発音では「モザンビーケ」ですがスペイン語では  「モサンビーケ」になります。            (By 京都店テンチョー・ムラータ)