┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ■キョートテンチョー・ムラータのオラ・ケ・ボラ!VOL.6 ♪♪■ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。  卒業、入学、就職、引越し等、新たなスタートに期待で胸膨らむ  季節がやって来ました。何か新しいことにチャレンジしてみたい  ですね。  前回ご紹介したカーニバルで演奏されるコンガという音楽なんで  すが、キューバ各地に異なったリズムで演奏されます。大きく分  けて首都ハバナの西のコンガとサンティアゴに代表される東のコ  ンガに分けられます。  ハバナのコンガは残念ながらまだ観たことがないんですが、サン  ティアゴでは何回も体感することができました。  サンティアゴには幾つかのチームがあり、個々に少しづつリズム  が異なります。使用される楽器は、マーチングで使うのに似た浅  胴のバスドラム“Bombo”(ボンボ)、ブラジルのチンバゥに似た円  錐形のConga“Boku”(ボクー)、自動車の部品の鉄製のブレーキド  ラムでできている鐘“Campana”(カンパナ)。各楽器ごとに数人で  異なったパートを受け持ちます。それと中国からの移民者が伝え  たであろうチャルメラ“Torompeta China”(トロンペタ・チナ)が  一本の10人前後で1チームが形成されます。  楽器は肩から紐で吊るしたり、手に持って演奏しながら道路を練  り歩きます。  ヨーロッパ大陸からバスドラム、アフリカ大陸からConga、ユーラ  シア大陸からチャルメラ、そして文明がもたらした自動車のパー  ツが、アメリカ大陸の小さな島でひとつの音楽になりました。  遠くの方から鐘や太鼓の音が微かに聞こえてくると、子供たちが  口々に「コンガが来た!」っとはしゃぎだします。コンガが少し  づつ近づいて来ると大人たちまでじっとしていられなくなり、犬  は吠え出し辺りは一気に活気付いてきます。そしてコンガが見え  てくるとみんな家から出て、コンガのリズムで踊りだします。  コンガは街の人々を取り込み、立ち往生している自動車を尻目に  行進を続けます。  小高い丘にたどり着いた時、後ろを振り返ると何百という人々が  歌い、踊っている様に感動しました。  即興のコーラスとチャルメラの掛け合いは圧巻です。  こんな事がありました。テレビ演説中のフィデル・カストロ氏の  映像が突然切れたことがあり、その直後の即興のコーラスは「彼  が倒れた!いや倒れなかった!」というものでした。名前は言っ  てないですが、みんな分ってます。  家に帰ると「今日は、こんな歌だった。」と家族で大爆笑。  政治批判で逮捕されることもある国でありながら、すばらしいユ  ーモアのセンスには驚かされます。  国は違えど、祭りは楽しいですね!  Nos vemos! それでは、またお会いしましょう。  ※オラ・ケ・ボラ(Hola que vola!)はキューバ弁ですが、京都  弁にすると、「へぇ毎度!どないしたはりますねん?」になり  ます。             (By 京都店テンチョー・ムラータ)