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フープのメンテナンス&フープ損傷の予防策について

 

フープのメンテナンス
フープをメンテナンスする時は、特に損傷がなければピカール等の金属磨きを使って、くすみや汚れを落とすだけでメンテナンス終了です。錆が出ている場合は、CRCを吹きかけて錆を浮かしてから歯ブラシのような柔かいナイロン系のブラシで擦り落とし、仕上げに同じく金属磨きを使ってよく磨くときれいになります。頑固な錆の場合は、完全に落とすのが難しいので、それ以上進行しないようにこまめにメンテナンスや乾拭きをしてあげると良いでしょう。

また、OLD LUDWIGやSLINGERLANDのフープは経年変化で、フープのメッキが剥離してしまう事があります。放っておくと、いつの間にか進行してしまったり剥離したメッキが手に刺さって怪我をしてしまう恐れもあるので、注意してください。


メッキが剥離している場合の補修作業

1)・・・メッキが剥がれてバリが出ている所とまだ剥がれていない部分との境界にカッターの刃を当てて剥離している側だけを慎重に取り除きます。

2)・・・境界部分にバリが残るようならヤスリを使って慎重に下地を整えます。
3)・・・境界部分からさらに剥離が進行しないようにマニキュアのコーティング液を使って保護します。
メッキが剥離してしまったフープ 補修後の状態

フープ損傷の予防策
重度のフープの歪みや、ボルトを通す穴に亀裂が発生したりするとヘッドテンションが均等にかからずに、チューニングできなくなってしまったり、ラグやボルトに無理な負担がかかってしまいます。この場合はもう修復する事は出来ないので交換するしかありません。

予防策

☆フープの歪み
フープの歪みの予防策としては、ヘッド交換の時に毎回ラグ1つ分フープの位置をずらしていくと同じ箇所に同じ負荷がかからなくなります。

☆フープの亀裂について
チューニングボルトのワッシャーが無い状態で使用していたり、長期間無理なテンションがかかりっぱなしになっていたりするとフープに亀裂が入る原因になります。
また、現状で亀裂などが見当たらなくても、チューニングボルトの穴の周辺がワッシャーの型に陥没している場合は要注意です。そのまま放っておくと亀裂が発生する原因にもなります。この場合は、比較的フープに負担がかかりにくいナイロンワッシャーに交換するのがお奨めです。

フープに亀裂が入ってしまった状態

 

 

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