PROLOGIX / MINI PAD



 

 

 


極論を言えば、練習パッドなんて、ゴムの板みたいなもの。。ですが、こだわっていくと音色のコントロールを重視したものから、消音性を重視したもの、携帯性を重視したもの、打面の感触を重視したもの、などなど実は色々とキャラクターが分かれています。

あまり壊れる事もないので、とりあえず一つ持っていればいいかな。というドラマーも多いと思いますが、皆さんならどんなところを重視してパッドを選ぶでしょう?

12"以上のサイズでは、これまでも様々なタイプのものが発売されていますが、今ではミニパッドの定番6"サイズも、一昔前と比べると大分豊富な種類が発売されているんですよ。

今回は、そんなミニパッドの中でも、タッチにとことんこだわったPROLOGIXの、“MINI PAD”をご紹介いたします。

3種のタッチ!!

 あなたはどれがお好み?

 

PROLOGIXのパッドは、打面だけでなく台座の質感にもこだわっていて、バーチ材の薄い板を何層も重ねて作られています。普通は、細かい木屑を固めたような合板が台座に使われることが多いのですが、このPROLOGIXの台座だとショットが台座までしっかり届いているかのような感触の良さがポイントです。

MINI LOGIX PAD

 LOGIX

スタンダードなハードラバー系のLOGIXパッドは、跳ね返りがきつ過ぎず粒立ちがハッキリしているので、主に音色のコントロールやピアニシモ系のトレーニング、フィンガーコントロールの練習にオススメなモデルです。同じようなハードラバー系のパッドはたくさんありますが、台座の質感ともとても合っていて、少し木が鳴るような独特の心地よさがあります。

MINI STORM PAD

 STORM

STORM PADは、ラバー+ウレタンの絶妙なコンビネーションが見事なパッドです。ミディアムテンションのスネアの打面の感触に良く似ていて、タッチコントロールを実践的にトレーニングできます。これまでのミニパッドではなかった新鮮なタッチなことと、跳ね返りすぎず、埋もれすぎずの程よいリバウンドは、ハードラバーパッドでは難しいフルショット系のトレーニングや、ウレタンパッドでは難しいフィンガー系のトレーニングの両方を幅広くカバーすることができて、とても効果的なトレーニングが出来そうです。

MINI LIGHTNING PAD

 LIGHTNING

LIGHTNING PADは、ウレタン系の柔らかい打面で消音性が高く、細かい跳ね返りが落ち着いているので、リストショット系のトレーニングにも効果的です。普通のウレタン系と比べて沈み込み過ぎないのも特徴で、ショットした時に台座までちゃんと力が伝わるように叩く感覚をつかみやすいという利点もあります。楽器を“鳴らす”という叩き方が身に付きやすいパッドです。