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交通


 空港 
AERO PUERTO
キューバの首都ハバナ(LA HABANA)から、目的地であるソン(SON)の発祥地サンティアゴ・デ・クーバ(SANTIAGO DE CUBA)に向かう手段は、飛行機、鉄道、バスの3通りが主な交通手段です。鉄道、バスは、いずれも十時間以上かけての夜行になるため、短期間の旅行では飛行機の利用がポピュラーです。
首都ハバナには、国際線、国内線のふたつの空港があります。国際空港は、キューバの玄関にふさわしく中南米としては立派な空港なんですが、サンティアゴ・デ・クーバに向かう国内線の通称ワハイ(WAJAY)空港は驚きです。田舎のバスターミナル顔負けのカウンターでチェックインをして、厚めのざら半紙に手書きで書かれたボーディングパスを受け取り、不安に包まれながらトタン屋根の細い路地を抜けると出発ゲートが見えてきます。その先には思わず目を疑う光景が広がっています。出発ロビーというよりは、人気のない浜辺のおみやげやといった方が近い、わらぶき小屋に到着です。預けた荷物はというとトラクターでのんびり運ばれています。さらに、出発の時間になってもアナウンスすらないありさま。予定時刻を1時間ほど過ぎた頃に、ようやくバスで飛行機まで運ばれなんとか乗ることが出来てホッとしました。もちろん、そんなことはないんでしょうが、全てがアナログで行われているような、のんびりとした体験でした。


 カミオン CAMION
サンティアゴ・デ・クーバの人々の有料の交通手段は、バス(GUA GUA)、トラック(CAMION)、タクシー(TAXI)、バイクタクシー(MOTO)、そして、いまだに普通に交通手段として馬車(COCHE)が利用されています。(COCHEはスペインでは自動車の意味ですが、キューバでは馬車の意味です。自動車はカロ(CARRO)と言います。)
その中でも、サンティアゴ・デ・クーバでの通勤等で利用率が高いのが、トラックなんですね。戦後の日本のような感じでしょうか?ちゃんと人が乗るように改造されています。