§感想

今回もヴィクトルの人柄もあり和やかな雰囲気の中、ワークショップを行え楽しい時間を過ごすことができました。また時間が許す限り一人一人に直接指導してもらえたことも参加者のみなさんにとってすばらしい経験になったと思います。
“郷に入りて郷に従え”という言葉があるように本場の感覚を感じられたことは非常に刺激となり、生でしか味わえないキューバ音楽の魅力をお腹一杯堪能することができた贅沢な一日でした。

 

私はヴィクトルが常に他のプレイヤーの音を感じ、音でコミュ二ケーションをとりながら自分を表現しているように感じました。まさに音楽で会話しているといったところでしょうか?
ラテン音楽に限らず相手とコミュニケーションをとりながら、その場で一緒に良い作品を作り上げることは決して容易なことではなく、日々の鍛錬による技術や経験も確かに必要なことなのでしょうが、互いに気持ちよくなり楽しむ為に心をオープンな状態に保ち、常に他のプレイヤーを感じながら演奏することもミュージシャンにとって必要な要素の一つであるように思いました。 (by桐谷)

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